2018年10月から19年1月にNHK総合で放送された京都アニメーション制作のアニメ「ツルネ」の劇場版。綾野ことこの小説「ツルネ 風舞高校弓道部」を原作に、高校弓道部に所属する少年たちの青春を描く。 幼い頃に弓道の世界に飛び込んだ鳴宮湊は、中学最後の大会で弓引きの病とも言われる「早気」にかかり、弓を引くことをやめてしまう。同じ高校に進学した親友・竹早静弥が弓道部に入ると言っても、湊の気持ちは変わらない。そんなある日、凄腕の射手・滝川雅貴との運命的な出会いをきっかけに、湊は再び弓を手に取ることを決意し弓道部に入る。雅貴は湊を指導する中で、自身の亡き師匠に対する“復讐心”を口にする。一方、これまでずっと湊を支え続けてきた静弥は、湊にとって自分はもう必要のない存在だと考えるようになる。 テレビ版の監督を務めた山村卓也が監督・脚本を手がける。